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理稀(よしき)ちゃんを発見したのは、大分からボランティアで捜索に来ていた78歳の尾畠春夫(おばたはるお)さんでした。
なんと捜索開始から20分と少しくらいで発見したと言います。
尾畠春夫(おばたはるお)さんのインタビューを聞いていて、この方は只者ではないと感じました。
アナウンサーやコメンテーターから質問されると、一人一人の名前を呼び返し、丁寧に返答されてます。
基本は自然体で、笑顔が心底の笑顔、冗談もいい、とてもなごやかですが、捜索の際の出来事や、「ボランティアとは」を語る際の眼光の鋭さは矢追さんの印象を思い出しました。
以前、私が宇宙塾で矢追純一さんの講義を聞いていた時にこんなエピソードを聞かせてもらった時のお話です。
数年前、宇宙塾の塾生三十人くらいと矢追さんは1泊2日のツアーを企画して旅行に行きました。
そして、けっこうな山の中のロッジで宿泊していたのですが、朝からそれぞれが自由行動をしていました。
そして事件は起きました。夕方になっても1人が帰ってこなかったのです。
どうやら山で迷ってしまったらしく、全員で捜索することになりました。
暗くなってもなかなか見つからず、矢追さんもマネージャーの車に乗って捜索に加わることになったということです。
矢追さんはその時「感」で車を誘導し、あっけなく見つけたというお話をおばたさんのインタビューを聞いていて思い出しました。
今回のよしきちゃんの捜索も150人体制で3日間も見つからなかったのに、おばたさんは参加してなんと20分程度で探し当てたのです。
おばたさんは、「子供って上へ上へ行くという習性があるから」と言って子供の目線になって過去の経験を元に「感」で1人で捜索にあたりました。
たった1人の「感」は150人体制の捜索をはるかに凌駕(凌駕)したのです。
おばたさんの「感」は偶然ではありませんでした。
それは、インタビューでお答えしていた言葉の端々からその感の強さを感じられました。
私が一番印象に残った言葉は、
ボランティアっていうのは、お金とかものとかをおくることだけじゃないんです。
誰にでもできることが1つだけあります。
それは、被災地の方角に向かって祈ることです。
「被災地に向かって祈る気持ち」この気持ちは絶対に伝わります!
このお言葉を聞いた時に、おばたさんの凄さの裏付けを感じました。
見えない力をとても大切に生きている方なんだなと思いました。
人間の祈る気持ちというのは想像以上にパワーがあります。それをこんなふうに言葉にできる人なんてそういません。
私も、大分県に住んでいて、おばたさんも大分県の日出(ひじ)に住んでいるということでとても大分県民として誇らしくなりました。
大分から山口県のよしきちゃんの行方不明を知り、一人で山口に向かい一人で山の中に捜索に向かうという行動力。
おばたさんは、考えて行動していたのではなく、体がまず動いたのでしょう。そして考えて捜索したのではなく感じて捜索をしてよしきちゃんを発見したのです。
150人が考えて行動するよりも、1人の感じた心で行動した結果を目の当たりにした出来事でした。
おばたさんの感で救った小さな命。
このよしきちゃんは、これから大人になり、結婚して子供をつくり、さらに孫ができ、その子供ができ…
おばたさんが救った命は、1人ではなくこの先に続く無限の人たちの命も繫ぎとめたということです。
おばたさんが大分から山口に行こうと動かなければ、どうなっていたのかわかりません。
この最初の「感覚」が大きくこの宇宙に影響を与えていきます。
これは、すべての人に当てはまることです。
たった1人の決断が、この世界に与えるインパクトは果てしないものがあります。
私も、ヒーラーとして、今回おばたさんにとても学ばせていただきました。
陰ながら、被災地の方や、助けを必要としている方の力に少しでもなれるように遠隔でこの力を使っていきたいと思いました。
避難生活を続けていらっしゃる方はまだまだたくさんいます。
もし、このブログを見ていたらお気軽にご連絡ください。
遠隔ヒーリングは、避難所生活のかたにもとても有効です。体が楽になり、心も楽になります。
被災地の方や、特別な理由の方はご連絡いただければ無償でご協力させていただきますのでご連絡お待ちしております。

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